確定申告は全体像から覚えれば簡単!嚙み砕いて理解しよう!

フリーランスの皆みなさま、副業をされている皆さま
今年も確定申告の季節がやって参りました。初めてされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?確定申告が大好き!いつでも大歓迎!って方は少数でしょうね…当然、僕も嫌いです…
そりゃそうですよ…出てくる単語がいちいち難しい!経理関係や税務署勤務の方ならすんなり入ってくるかと思うのですが、僕はIT関係なので、その話は無縁です。しかも、今年が初めてなので、税理士の先生やGoogle先生にひたすら聞いてようやく整理しました。
そのため、こういう専門分野外のことは全部簡単な言葉で理解します!(例えば、外務省の危険度マップで「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を「行くな!」と覚える感じですねw)
- 今年初めて確定申告をする
- 検索しても情報量が多すぎて意味が分からない
- 確定申告?何それ?おいしいの?
※2021年1月14日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年7月26日に再度公開しました。
あんたの売上と経費を計算しろ。それが収入だ!
確定申告は1年間の売上と経費を計算する
まず、確定申告が求めているのは、「あんたの売上と経費がいくらか教えろ。それが収入だ。」と言っているのです。
集計期間は「1月1日~12月31日までの1年間」です。
計算式だと「売上-経費=あなたの1年間の所得」となりますね。
税務署の皆々様はその所得に対していくら税金をかけるべきなのかを計算したいんです。
「売上=収入」ではないので間違いにご注意!
「売上=収入」ではないです。僕も勘違いしていました。
例えば、常駐型フリーランスで1ヶ月30万円の報酬とします。
そうなると、1年間の売上は360万円です。
そこに経費が1ヶ月交通費や電気代で10万円かかると、1年間で120万円ですよね。
ここで、収入-経費ですので、1年間の収入は240万円です。
税務署はこの240万円に対して、課税してくるのです。
ちなみに会社ですと、「売上ー経費=利益」ですね。
「経費」を差し引く概念は忘れがちなので、頭に入れておきましょう。
独立してる奴と副業している奴がやれ
確定申告をやらなければいけない人は大きく分けて2種類で「独立している人」と「副業している人」です。
独立をしている人
独立している人というのは僕みたいに、会社には属さず、フリーランスや業務委託、請負としてお仕事している人や会社を立ち上げて社長になった人のことを示します。
副業している人
副業している人は正社員として働きながらも、それ以外で収入がある人を示します。例えば、最近流行りの「クラウドワークス」で仕事を請け負った人、不動産や投資で収入を得ている、とにかく会社からの給与以外に収入があると言う場合がそれに当てはまりますね。
例外
例外としまして、給与以外の収入が1年間で20万円以下の人は確定申告を免除されています。
それくらいの金額なら免除してやるよ!ってことですね。(これも経費を差し引いた金額ですので、額面の売上ではありません。)
確定申告をしないと…
確定申告を怠ったペナルティ
確定申告をしないと…それはすなわち脱税!税務署から調査が入り、ペナルティが課せられるでしょう。
確定申告の期限内(3/15まで)に申告をしなかった場合、延滞税や無申告加算税が課されます。普通に納めるよりも高い金額を支払うことになってしまいます。
脱税はダメ!絶対!
「脱税してやる!申告しないぜ!」と申告を怠ると、刑罰が仕掛けられるようです。
さらに誤魔化し続けた場合、税務署から委託された「刑事部捜査二課」があなたの家に怒鳴り込んでくるでしょう。そして、あなたがもし、都内の高級住宅住みで有名な社長さんだった場合、「日本最強の捜査機関」とも呼ばれている「東京地検特捜部」が動き出します。
話が少しそれましたが、脱税は重罪になる可能性が高いので、期限までに申告はしっかりしましょう。
ちなみに、今年は2021年4月15日が期限です。(新型コロナウィルス流行により、延長されたようですが、ギリギリはなるべく避けた方が良いですね。)
収入と経費を帳簿につけろ
収入
- 場所
- 振込先や取引先
- 日時(売上は月末)
- 内容
- 金額
売上についてはこれを把握でれば問題ありません。
収入については、銀行の振込履歴や請求書、Web上の副業であれば、明細がありますので、保存をしておきましょう。ただ、帳簿につける場合は月末の日付で「売掛金」として記録しますので、そこは注意が必要です。
経費
経費については、「仕事で使ったお金」のことを示します。例えば、自宅で仕事している場合は「家賃」「電気」「インターネット」が当てはまりますね。取引先や仕事場へ向かう「交通費」も経費に換算できます!
それらに使った領収書や振り込み明細を保存しておきます。
経費については外部サイトですが、以下の記事でさらに細かく記載されているので、こちらも参考にしてみてください
書類を提出しろ
郵送か、税務署の窓口で、所定の手続きを済ませればWEBから電子申請することも可能です。
その際、マイナンバーカードを作っておくといろいろ便利だそうなので、作っておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?難しい単語がたくさん出てくるだけに、混乱を招きますが、収入の記録と支出の記録を取っておけばあとはそれをまとめるだけの簡単作業なんです。
ただ、やっているうちに、もっと細かい疑問点が出てきたり、不安になったりしますので、そこは税理士にご確認いただくことをおススメします。初回相談無料のところが多いので、確認してみてください。
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