Web業界の職種を英語では何と言う?海外で言うWeb系の職種一覧

新型コロナウイルス流行のため、現在はまだ海外志向は消極的に見えますが、同時にリモートワーク化も進んでおり、海外住みの方が日本企業の仕事を請け負うスタイルが今後増えていくでしょう。
特にWeb業界を含めたIT業界全体が国境の垣根を越えているのが現状です。
そこで今回は数あるWeb系の職種を海外では何と呼んでいるのかご紹介していきます!
自分も海外出張の経験がある他、以下の記事やWikipediaを参考にさせていただきました!
Web業界で働かれている方はこの記事を読んで頂き、海外にも視野を広げてみてはいかがでしょうか!
- これからWebを勉強して、海外で活躍したい!
- 海外のWeb業界と日本のWeb業界の違いが気になる
- 和製英語は恥ずかしいので、ちゃんとした意味を知りたい
開発・コーディングに関わる職種
まずは、開発やコーディングに関わる職種です。
言うまでもなく、Webサイトを維持していく中で重要なポジションですね。
Front End Developer
俗にいう"コーダー“ですね。
HTML、CSS、Javascriptを使って、フロントエンドの部分を開発していきます。
当然、先に挙げたHTML、CSS、Javascriptの知識は必須ですが、APIの知見もあると重宝されるとのことです。
Web Developer
日本でいうとまさに"SE“です。
現在ではコーディングをしなくても、Webサイトを作ることはできますが、それは一部に限った話のみ。
最新の技術、他のシステムとの連携には必ずこの職種が必要不可欠です。
バリバリ開発したい!という方に最適な仕事ですね。
Information Technician
サーバー、データベース、ネットワークなどインフラ部分を支えているのがこの職種となります。
まさに縁の下の力持ちと言えるべき存在でしょうか。
インフラ部分はWebサイトを維持していく中でどれが欠けても絶対にダメです。
この職種があってこそのWebサイトが成り立っているのです。
デザインに関わる職種
デザインに関する職種です。
美しいものだけではなく、使いやすさ、コンセプトも考えていきます。
Web Designer
この職種はその名の通り、Web業界の花形"Webデザイナー“です。
Webサイト全体のカラー、レイアウト、バリエーションを考え、揃えていきます。
また、バナーを制作する人も含まれております。
日本同様、会社によって職務範囲は異なるのですが、HTMLやCSSの知識、Adobeの使い方などを身に着けておくと良さそうです。
UX/UI Desinger
ユーザーに響くデザインは何か、使いやすいのはどんな画面構成なのかを常に考えながら、最新のデザインを追い、デザインを作っていく職種です。
企業案件の場合はイメージやコンセプトなど重要な部分も担っていきます。
デザイナーの中でも責任重大な職種ですね。
Art Director
簡単に言えば、"デザイナー集団のボス“と言っても過言ではありません。
デザインの知識や技術だけではなく、デザイナーをまとめる統率力も求められます。
有名人も多い職種ですね。
コンテンツ制作・運用に関わる職種
Webサイトで最も重要な部分は「コンテンツ」そのもの。つまり文章です。
そのコンテンツ制作・運用を担う"Webディレクター“が分業化されたイメージですね。
Web Content Strategist
”Contributing editor(編集者)”とも言われており、Webサイトの目的に合ったコンテンツを考え、コピーライティングや配置などを細かく考えていきます。
日本語の仕事であれば、そこまで気にすることはありませんが、海外からの仕事を受ける場合は英語力も必要になってきます。
ビジネスの戦略上、非常に重要なポジションとなりますので、どの会社でも重宝されるでしょう。
Web master
こちらの記事で詳しく書かせていただきましたが、まさに"運用系Webディレクター“です。
簡単に言えば、コンテンツの更新業務や内容に関する責任者のことを言います。
泥臭い職種ですが、必要不可欠であり、様々な知見を貯めることができる面白い職種です。
ちなみに別名「Web Content Administrator」、「Website owner」とも言われるようです。
Web operator
「Web master」が管理者とすれば、「Web operator」は運営者といったところでしょう。
その名の通り、コンテンツ運用の補助的な役割を担う職種であり、Web masterからの指示通りに更新業務をこなしていきます。
日本でも海外でも企業によって担う役割が違く、中にはデザインの補助もする場合もあるとのこと!
SEO Specialist
日本ではまだ馴染みのない職業ですが、その名の通り、SEO(Search Engine Optimization)のスペシャリストです!
SEOを簡単に説明すると自社のWebサイトが検索エンジン(Yahoo、Google)から評価されるために日々施策を考えていきます。
常に変化する分野ですので、最新の情報を追っていく面白さがたまらないですね!
まさにRPGでレベル上げをしていくみたいですw
マーケティングに関わる職種
常に最先端を追っている"Webマーケター“ですが、海外では面白い職種が存在します。
中でも代表的なものを紹介していきます。
Web Analyst
その名の通り、Webサイトを分析する人。日本でも何となく聞いたことがある職種かなと思います。
驚くべきことに、Webアナリストは欧米では認知度が高く、需要も高い人気職種です。
日本と違って、1,000万円を超える給与で募集している求人もあり、この職種がいかに重要かが分かります。
海外で活躍するために、エキスパートを目指すのも面白いですね!
Social Media Specialist
Facebook、Twitter、InstagramなどSNSは挙げたらキリがありません。
そのSNSを駆使し、どのようにブランディングとプロモーションを行っていくか常に考え、試行錯誤していきます。
北米初のソーシャルメディアが多数を占めますので、日本にいるよりは、海外に学びに行って、働いたり、勉強する方が知識を身に着けられるでしょう。
Growth Hacker
これもまた日本では馴染みがない職種です。
ちなみにハッキングをするハッカーではないですよw
Webサイトに限らず、企業のサービスまでもがどのように成長(Growth)できるのかを常に考えて、解決策を編み出していきます。
スタートアップ企業では特に活躍されている方が多いイメージですね!
マネジメントに関する職種
最後にご紹介するのは、プロジェクト全体のボスのご紹介です。
Product Manager
ご存じ"PM職“です。
クライアント、チーム全体をまとめ上げ、顧客折衝、トラブル対応、解決策の提案をしていきます。
スコープが広いため、これも日本に限らず、最も経験値が必要な職種でしょう。
未経験では挑戦が難しい職種ではありますが、日本でこの職種を経験しておくと、海外でも重宝されるでしょう。
他にも腐るほど存在する、Web系の職種
今まで挙げてきたものは代表的なものに過ぎません。
日本の10倍はスペシャリストとして分業化されている国もありますので、まだまだ知らない職種、新しい職種がたくさんあります。
当然、Web業界の枠組みから外すと、私のようなbloggerやYouTuberだってWeb系の職種です。
ただそれらも含めると時間もかかりますし、この記事が大変なことになるので、また次の機会にそれらにスコープを当てて解説していきます!
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