Web編集者・Webディレクターとは?主な仕事を解説!

仕事,働き方,就職活動

原稿を編集する人

Web業界にいると「Web編集者・Webディレクター」という職業を耳にするかもしれません。

Web業界に携わっている人ならば用語や業務内容をご存じかもしれませんが、IT業界以外の職種で働いている方にはあまり馴染みのない職種かもしれません。

今回はWeb編集者・Webディレクターについて解説します。

Web編集者・Webディレクターとは?

Web編集者・WebディレクターとはWebメディアやWebサイト、オウンドメディアなどのテキスト、写真、動画などのコンテンツを編集、管理、更新する職域です。

Web編集者・Webディレクターは呼び名が少し違いますが、業務は変わりありません。

会社によって呼び方が違う程度のご認識で大丈夫です。

ですので、自己紹介の際は「Webメディアの編集者です」と説明しても構いませんし、「Webディレクターです」と説明しても大丈夫でしょう。(ただ、ディレクターはテレビ局のADと勘違いされるかもしれませんね笑)

クライアントと作業者(コーダー、オペレーター、エンコーダー、デザイナー等)の間を取り持ち、編集の力でユーザー(閲覧者)とクライアントが求めるコンテンツを作っていく重要なお仕事です。

Web編集者・Webディレクターの仕事内容

Web編集者・Webディレクターの仕事内容は「Webサイトのコンテンツを編集、更新していくこと」です。

しかし、業務内容は会社によって様々で「一概にこれだ!」というのはありません。

規模が小さい会社ですと、「Webサイトの何でも屋」ととらえられることが多く、コーディングや動画編集、バナーデザインまで任せられているWeb編集者・Webディレクターもいます。

基本的に4つの業務はどこの会社でも担務することが多いでしょう。

企画立案

規模の大小は問わず、どんなコンテンツを作るかを考える企画立案は出来上がりを左右する重要な仕事です。

クライアントに要件を認識齟齬なく確認し、作業者をアサインし、段取りを固めていきます。ただ、作って終わりにならないように、どんなページを出すべきなのか、どんなコンテンツであればアクセスが増えるのかも常にアンテナを張っていなければいけません。

原稿チェック、編集

ライターから上がってきた原稿やクライアントから渡された素材等をチェックし、読みやすさを意識した編集を加えていきます。

誤字脱字・事実関係・全体の流れを正確&厳密にチェックしなければなりませんので、骨が折れる仕事ではありますが、とても重要なお仕事です。

制作進行管理

目標から逸れずに納期までにプランを管理するお仕事です。
最も工数がかかる部分だと思います。

クライアントと作業者に認識齟齬がないよう常に確認を取り、トラブルや疑問点は早めに対処することも求められます。また、ワイヤーフレーム、backlog等のツールを使って分かりやすく伝えるスキルも必要です。

運用・更新

コンテンツを公開したので、お仕事は終わり!…ではありません。

公開したコンテンツがどれくらいのアクセスがあるのかもしっかり分析して考察します。
また、公開後にクライアントから修正依頼も来る可能性はありますので、柔軟に対応していく必要も出てきます。

まとめ

Web編集者・WebディレクターとはWebメディアやWebサイト、オウンドメディアなどのテキスト、写真、動画などのコンテンツを編集、管理、更新する職域です。

呼び方は複数ありますが、業務内容はほぼ同じで、会社や業界によって職域は変わります。

しかし、クライアントから求められたオーダーを認識齟齬なく読み取り、作業者へ正確に伝えていくスキルとユーザーが求めるコンテンツにアンテナを張ることはどの企業でも求められるでしょう。